10Gbpsを家庭用に導入して劇的に効果があるのか?
ファイルサーバーに導入して意味があるかどうかを判断する材料になればいいかと思います。
まず各システムの伝送速度を知る必要があります
USB3.0(USB3.1gen1)やSATA3のインターフェイスが10Gbps以下です
USB3.0 = 5Gbps
SATA2 = 3Gbps
SATA3 = 6Gbps
どんなに高速なストレージをつないでも単体ではまずインターフェイスで頭打ちです。
raidでシステムを組んだ場合はこの制限を突破できます
最近のHDDは1台あたり1.2Gbpsくらいでますから
raidz1など3+1の4台構成なら3.6Gbps(450MB/s)くらいが上限の期待値として出ますね
HDDのNASなら5Gbpsでればいい方なので10Gbpsをフルで使うためにはHDDだと難しいことがわかります
ZFSを使っていればSSDのキャッシュが使えるのでキャッシュが埋まるまでは高速に動作することが期待できますがNVMeでなければSATA3の6Gbps制限に引っかかるのでSATA3のSSDキャッシュはraidにはそれほど効果が無いかもしれません
10Gの話を書いたがSATAが6GなのでSSDでもraid組まないと帯域つかいきらないのとNASだと大体HDD積むので読み込み5G出ればいいほうだと思う。
— ゆあ☆ミ (@you21979) February 14, 2019
家庭用に10Gなんて必要なかったんや。(40GのIBで直結やってたので知ってた)
NAS用途に10Gbpsを使うなら5Gbps出ればいいほう、実際は3Gbpsだと思っておけばいいです
なので家庭用に導入するかどうかはコスト的に合うか合わないかで判断すればいいと思います
(小規模のオフィスならコスト的に導入しない理由はないとおもいますね)
あとRJ-45の10GBASE-Tでは消費電力が大幅に上がるのも考慮したほうがいいです。
消費電力考えればRJ-45のポートは少ないほうがいいですね
以下のサイトが詳しいです